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10.18.07:08

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  • 10/18/07:08

04.29.08:19

音の修羅2

彼は音の職人です。
そのものが持つ本来の姿。本来あるべき姿についてこだわり、語られました。

そもそも私達が”ヴィンテージ・アンプ”と呼んでいる、1960年代のギターアンプについて
外観においては経年を経てボロボロで、音はちゃんと鳴るのかな~?
と思ってしまうようなアンプが何故、今でも多くのミュージシャン達の寵愛を受けているのでしょう?
それは当時のアンプの製作には、多くの手間隙をかけ、良い部品・素材を使い
ハンダ付けひとつにおいても非常に高い技術を持ち、
なによりも、使う人の側に立ったもの作りがなされていたからです。

現在では、生産ラインベースにのせて、アルバイトの人たちが間違えないように
製作しやすいように、またいかにコストを抑えてそれらしいものを作るか?
というように、作る側に立ったもの作りと変わって行ったということです。
確かに安価で、それらしい音が得られれば、ある意味使う側(買う側)には嬉しいものですが
アンプ内部の構造を知るものには、あり得ない細工が随所に見られているということでした。

そして私のアンプの評価においても、上に違わず、
今回の音のトラブルとは別に、まず指摘されたことが
主要な配線のほとんどがコネクターと呼ばれるもので接続されているということ
これは車の電気系統なんかでも良く見られる、あっちとこっちを差し込んで接続するもので
差し込んだときにそれぞれの接合面が触れ合って通電するという仕組みになっています。
ところがこの接合面も何年か経つと酸化してしまい、十分な機能を得られなくなるので
特に高温多湿な高知では、再々酸化した部分を磨いてあげないといけないそうです。
ただやはり、コネクターでの接続自体が作る側に立ったもので、良いことではないと言っていました。
こういった配線ひとつにも昔のクラフトマンは、point to point といって、すべてのパーツのハンダ付けを手作業で行ったということです。
私のアンプのハンダ部分にも指摘が入りました。
「ハンダ部分も劣化しているし、ここは加熱に問題があったようだ。ハンダの純度(質)も…」
見て分かるんですね(あたりまえか??)
handa.jpg




更に続きます。
あ~、このコンデンサも良くないですね。もう何年使ってる?おそらくこれは☆国製で質も良くないですね。
そして更に何箇所かっていうか、ほとんどNG状態で、それなりに気に入っていた音だったけど、こんなパーツの状態だったんですね。
そして更に更に、彼はUSAのサイトから私のギターアンプの配線図をダウンロードしていて
図面を見ながらいろいろなアドバイスをして下さりました。
例えば使用する真空管の仕様や配列の仕方によって、こんな音になる。
ここのパーツを良いものに変えれば、こんな音になるのだが…
(彼は図面の上で音が聴こえているようです。)
最後は、質のよくないパーツを全部交換して、すべての配線をpoint to point でハンダ付けし直す等のフル・カスタマイズを薦められました。
修復費用を聞いて驚いた。10万円位かなあ?ということ。アンプの元の値段より高いやん。
確かに説明を聞いていて、それだけの価値はあると思いましたが、価値があってもお金が無い。
事をなすときにお金が無いと言ってはいけない!と昔別の修羅が申しておりましたが、
やっぱり…おれ修羅じゃねえし…
そういうことで、結論的に今ある予算内で出来ることをやってもらうことになりました。
まあ何よりも、ノイズのトラブルの原因を突き止め、修復していただくことが先決です。

ただ、皆様も十分ご承知のとおり、音というのは個々の好みなので
何がベストかって言うのはミュージシャンそれぞれの感性によって違います。
質のよくないパーツの音。音がへたって終わりかけの音。いろんな音の好みがあるので。。。
案外カスタマイズしたあとの音が、実は好みの音ではなくなっていたらどうしようという不安もありますが
店主の説明は、すべてにおいて納得の出来るものでした。

そして、まだまだ修復はつづく…

   By yama



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修羅シリーズ楽しく拝見しております

「自分以外皆、師。」と言う人がいましたが、いやー納得です。高知にはホントにコアな人が多い。勉強になります。有り難や。

  • 2008年05月02日金
  • rockバンチョー
  • 編集

ほんとだね

君も師だ。

  • 2008年05月02日金
  • Bluesバンチョー
  • 編集
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